米・バイユー映画祭でグランプリ、主演男優賞の2冠を受賞!!

トピックス

「たたら侍」が現地時間1日、米・ルイジアナで開催された「シネマ・オン・ザ・バイユー映画祭」の長編部門で、同映画祭の最高賞となるグランプリを受賞しました。また主演の青柳は、同映画祭開催史上初となる主演男優賞を受賞!

2006年に創設された「シネマ・オン・ザ・バイユー映画祭」は今年で12回目の開催を迎え、ルイジアナ州で2番目に古い歴史を持つ映画祭。今年は過去最多となる1,200を超える作品の応募があり、正式招待された160本を超える作品を1月25日からの8日間で上映。「たたら侍」は同映画祭のクロージング作品に選ばれ、舞台挨拶に青柳、小林、錦織良成監督が出席しました。

上映後に行われた授賞式で、映画祭創設者のパット・マイアー氏より「人間の成長していく様が描かれており、それは、国や文化を超え、世界共通のテーマだ。そして、フィルム撮影をしたことで、日本の風景の美しさがとても伝わる。映画好きなら必ず観るべき映画だ」とコメントを頂きました。

■青柳翔コメント

主演男優賞をいただいたのは初めてのことでしたので、本当に光栄で嬉しく思います。ただそれよりも多様な文化があり、芸術が盛んなルイジアナの方々に「たたら侍」という作品を観ていただき、日本の文化や伝統に対して多くの称賛をいただけたことが何よりも嬉しく思っています。おかげさまで、多くの国の映画祭でたたら侍を上映していただいて、一人でも多くの方々に観ていただき、この作品に込められた、日本が世界に誇る伝統や精神、そして平和への想いというメッセージが届くことを願っております。

■小林直己コメント

グランプリをいただくことができ、大変嬉しく思います。また、過去12回開催されている今映画祭では、俳優への賞は無かったのですが、今作にて、主演の青柳翔が主演男優賞を授賞しました。映画祭のクロージング上映ということも光栄に感じましたし、上映後の質疑応答でも、日本の風景の美しさを含め、日本の文化・精神についても踏み込んだ質問も多くあり、異なる文化においても通じる普遍的なメッセージが込められていると、改めて映画の素晴らしさを感じました。アメリカ初上映となりましたが、温かく受け入れていただき安心しました。