【村長の次男】
伍介の幼馴染み。兄の平次郎に武芸を鍛えられる。村に残りながら鍛錬を続け伍介の無事を待つ。

1984年11月10日生まれ。2009年EXILEにパフォーマーとして加入し、2010年結成された三代目 J Soul BrothersのリーダーをNAOTOと共に兼任。パフォーマーだけでなく役者としても活動し、舞台にも積極的に参加。「熱海殺人事件 40years’NEW」（13/つかこうへい作・岡村俊一演出）で大山金太郎役を熱演。各方面より好評を得る。配信ドラマ「医師問題無ノ介」（14）にてドラマデビューを果たし、TVドラマ「クロハ～機捜の女性捜査官」（15）に出演。

【真之介に仕える密偵】
戦局の情報収集だけでなく、時には伍介や新平らに近づき、彼らの進むべき道を示す。

1980年12月26日生まれ。京都府出身。幅広い役をこなす演技派女優。NHK 連続ドラマ小説「私の青空」（00）でヒロインを演じる。主な出演作品に、NHK大河ドラマ「利家とまつ」（02）、「新撰組!」（04）、映画『ふがいない僕は空を見た』（12）、『隠し剣 鬼の爪』（04）、舞台「母と惑星について、および自転する女たちの記録」（16）など多数。

【伍介の母】
十数年前、村が山賊に襲われた際、傷を負う。伍介が村下を継ぎ、お國と婚礼を挙げることを願う。

1958年12月11日生まれ。熊本県出身。1980年週刊朝日「篠山紀信があなたを撮ります・キャンパスの春」を機にTVCMに出演、同年TVドラマ「元気です！」主演で本格的デビュー。以降、数々のドラマ、映画などに出演。映画『雨あがる』（00）では「ブルーリボン賞 助演女優賞」「日本アカデミー賞 優秀主演女優賞」を受賞。

【村長の長男】
伍介や新平など、村の若者たちに厳しく稽古をつける。伍介にとっては良き兄のような存在である。

1965年生まれ。東京都出身。映画、TVドラマ、舞台など数多くの作品で活躍中。映画『受験のシンデレラ』（08）では2007モナコ国際映画祭最優秀主演男優賞を受賞。主な出演作に、映画『亡国のイージス』（05）、『南極料理人』（09）、『新宿スワン』(15)、『HiGH&LOW THE MOVIE』（16）、TVドラマ『遺産相続弁護士 柿崎真一』（16）、『時効警察』シリーズなど。

【近江の国の金物問屋】
出雲には錆びない幻の鋼を作る村があるいう噂を聞きつけ、近江の国・長浜から、たたら村を訪ね取引を申し出る。

1948年6月22日生まれ。兵庫県出身。映画『男はつらいよシリーズ』、『釣りバカ日誌パート1～15』、『オケ老人』（16）、NHK大河ドラマ『天地人』（09）、舞台『ミスサイゴン』（92）など多くの作品で、様々な役柄を味わい深く演じ続ける。2007年『武士の一分』で「日本アカデミー賞 最優秀助演男優賞」を受賞。

【伍介の許嫁】
三洲穂の孫。家族思いで気の優しい娘。村を出た伍介の無事を祈り、その帰りを待ち続ける。

1998年7月11日生まれ。東京都出身。E-girlsのパフォーマーであり映画やドラマでの活躍も著しい若手女優。映画『ソロモンの偽証』前篇/後篇（15）、『ガールズステップ』（15）の2作で第58回ブルーリボン賞新人賞を受賞。このほか映画『四月は君の嘘』（16）、ドラマ『仰げば尊し』（16）などに出演し、映画『スプリング、ハズ、カム』（17）の公開が控える。

【伍介の父】
伍介の祖父、喜介から村下を継ぐ。常に険しい表情で、たたら炉をみつめる。伍介にもその技術を伝えようとするが…。

1965年6月26日生まれ。岡山県出身。89年～95年東京サンシャインボーイズに在籍。以降舞台、TV、映画と幅広く活躍。主な映画出演作に『踊る大捜査線』シリーズ（98～12）、『花のあと』（10）、『エヴェレスト 神々の山嶺』（16）、『四月は君の嘘』（16)等。錦織監督作品には『渾身』（13）等、6作品目の参加となる。

【尼子一族の残党】
尼子軍として、たたらの村を守ってきた。村を出ようとする伍介に対し、村下を継ぎ、たたら吹きの技術を守るべきだと考えている。

2006年、EXILEにパフォーマーとして加入。初主演映画「ちゃんと伝える」（09）で第19回日本映画批評家大賞新人賞を受賞。「レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳」（10）にてアジア映画界デビュー。「MAD MAX-怒りのデスロード-」（15）では映画吹き替えに初挑戦。TVドラマ「GTO」（12、14）ハニートラップ（13）等で主演を多数務め、「江〜姫たちの戦国〜」（11）（NHK大河）「HiGH&LOW THE STORY OF S.W.O.R.D.」（15）に出演など、着実に役者として活動の幅を拡げている。

【村の祈祷師】
お國の祖母。村に災いが迫っていることを感じ、伍介の運命を悟っているようでもある。

1929年12月1日生まれ。東京都出身。1948年の初舞台から、現在まで数多くの作品に出演してきた名女優。映画『釣りバカ日誌』シリーズでは、第9作から最終作までレギュラー。他に『証人の椅子』（65）、『どですかでん』（70）、TVドラマ「おんなの家」（74）、舞台「ドライビング･ミス･デイジー」（05）、「二人だけの芝居」（16）など。

【近江の国の商人】
伍介が侍になる手助けをするが、その実は村の“玉鋼”を狙っている。

1940年1月2日生まれ。京都府出身。16歳で映画『狂った果実』（56）に出演、本格的に俳優デビュー。『マルサの女』（87）などの伊丹十三監督の作品に数多く出演し、『プライド』（98）で東條英機役を演じて日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。NHK大河などTVドラマにも多く出演し、日本映画・テレビ界きっての名優である。